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秦 浩 議員の一般質問

令和7年 6月定例会 | 福津誠和会 | 第0日

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所信表明「福津市まちづくり指針」について、7項目にわたり総括質疑を行いました。

「はじめに」について

①7万人の市民の命・財産・暮らしを守る覚悟とは何か、②市民の信頼と期待にどういったかじ取りで応えていくのか、③目指すリーダー像とは具体的にどのようなものか、④暮らしを豊かにし稼げるまちをつくるとあるがその具体的な考え、⑤20周年を迎えさらなる発展に取り組むとあるがどのような取り組みか、⑥人生のステージごとになされる適切な支援の具体策、⑦上手な財政のかじ取りとはどのようなものか、⑧市政に経営感覚を持ち込み稼げるまちを実現し市民満足度を高める具体的な方策を問う。

市長 福井 崇郎

市民の暮らしを豊かにし、稼げるまちとともに災害に強い地域をつくる。議員時代から最も重視してきた対話により市民ニーズを捉え、情報発信の強化とともに相互理解を深めながら、緊急性・重要性等の視点から優先順位をつけて決断し、柔軟に市政運営のかじ取りを行う。リーダーには市民の声を課題解決や施策に反映する真摯な姿勢と行動力、多角的な視点と柔軟な発想力、将来の展望を持つ未来志向が必要と考える。暮らしを豊かにするまちづくりは物価高の影響を受けている市民の生活を守る取り組みで、本来は国による対策が基本であり、所信に記した5%の個人市民税・法人市民税の減税は調査研究に時間を要することから、まずは国の交付金を活用して対応する。これまでの20年は住環境の整備で人を呼び込むまちづくりを進めてきたが、今後は企業も呼び込み、住むまちだけでなく働けるまちにする。稼ぐ施策とは企業誘致・創業支援・企業版を含むふるさとづくり寄附金などで、限られた財源を将来的に利益や利便性を生み出す分野に選択的に支出するワイズ・スペンディングという経営感覚を強く持ち込み、先行投資して取り組む。

次世代の人材育成について

①子どもたちの成長を第一に考えとあるがどのような取り組みが重要と考えるか、②子育て世代への切れ目ない伴走支援の具体的な考え、③子どもの権利擁護・保育教育の質の向上のため何を優先すべきか、④新設小学校の建設の進捗状況と今後の見通し、⑤福間南小学校の特別教室不足や福間中学校の過密化以外の課題、⑥学校施設の改修を長寿命化も含めどう進めるか、⑦学校給食費の負担の無償化の考え、⑧おむつなどの育児用品を無償で届けるサービス等の内容と見通し、⑨市長給与10%カットを選択肢の一つとした理由と考え方を問う。

市長・教育長

新設小学校の造成工事は令和7年5月現在で1工区85.5%、2工区39.6%の進捗で、建築工事は4月臨時会での契約議決を受けて基礎くいの発注等を進めており、7月から現場作業に着手して令和9年2月の完成を目指す。福間南小・福間中以外の課題としては、津屋崎中学校の生徒数見込みに応じた普通教室・特別支援教室の整備や、学校施設全体の老朽化への対応が必要である。学校施設は包括管理事業者による修繕や市の修繕維持工事・改修工事で優先度や内容を検討して対応し、老朽化の状況を施設調査等で把握して長寿命化を含む改修の検討を進める。学校給食費の無償化は、国が来年度からの小学校給食費無償化と中学校でも速やかな実現を決め制度設計の方向性を取りまとめる予定で国会での議論が続いており、国・県の動向や制度の中身を踏まえた対応の検討が必要である。育児用品の無償サービスは、福岡市のおむつ安心定期便や子ども習い事応援事業、うきは市の子育て見守りおむつの定期便など他自治体の事業や国・県の補助金の情報を収集し、本市での効果を見極めながら実施時期も含めて検討する。市長給与10%カットは、それだけで十分な財源確保とはならないものの、財源活用の手段の一つとして排除しない姿勢を示すものである。

産業と環境で未来を創造について

①商工業・農業・水産業・観光業の四つを統合した新たな地域総合産業の詳細と今後の進め方・期待する効果、②農水産業の担い手不足のどこから着手するのか、③福津産品の流通拡大や新たな地域ブランド構築の調査研究の重点と結論を出す時期、④起業したい個人や企業をどういう手法で呼び込むのか、⑤起業したい人を応援する場づくりの具体的な施策と結論を出す時期、⑥宿泊施設の誘致や福津産品のPRの具体的な方法、⑦誘致する企業の具体像と進め方、⑧庁内プロジェクトチームの詳細を問う。

市長 福井 崇郎

本市は人口が急増し住宅都市としての特色が強い反面、近隣自治体に比べ地域の産業が盛んでないが、商工業・農業・水産業・観光業に関する多様な人材をはじめとする資源はある。どのような企業や産業が既存の産業との親和性が高く連携が可能かを、企業誘致を含む稼ぐまちづくりの庁内プロジェクトチームで調査し、新たな地域の総合産業を創出したい。第1次産業の担い手は高齢化などによる廃業の影響で不足しており、持続可能なスマート農水産業の推進や産品の高付加価値化を進める。福津産品の流通拡大は地域商社「福津いいざい」の6年間の取り組みを振り返りノウハウと専門家の知見を得ながら調査研究する。起業支援については、市商工会と連携した特定創業支援事業に加え、市内で起業した人が経験談を伝えたり相談に乗ったりできる誰でも参加できる場として、中小企業振興審議会で創業者向けサロンの意見交換を行っており、令和8年度の実施に向け公共施設等を活用した開催を考えている。誘致する企業の例としては、滞在時間の延伸による市内消費額の増加を目指す宿泊施設や、福津産品のPRで連携できるIT企業などを想定している。庁内プロジェクトチームは経営企画部・経済産業部・総務部などで組織する。

安心安全な共生社会の実現について

①高齢者が社会の第一線を退いた後の人生を実りあるものにする具体的な支援策、②インクルーシブ保育・教育など障がい者に対する理解の促進と支援・就労支援をどう進めるか、③オンデマンド交通の市の公共交通施策の中での位置づけと導入時期、④インフラの適切な維持管理や雨水対策の現状と長寿命化を含めた進め方、⑤災害に強い地域づくりでどのようなことに留意して取り組むかを問う。

市長 福井 崇郎

高齢者については、地域リハビリテーション活動支援事業で集いの場や地域サロンの充実を図り、生活支援体制整備事業で生活支援コーディネーターが地域に入って必要な支援や地域資源につなぎ、市未来共創センターキッカケラボ事業で思いの実現に向けた伴走支援を行う。障がい者については、保育所の加配保育士の賃金補助による障がい児保育事業、就学相談による特別支援学級・特別支援学校での学びの場の提供、児童発達支援や放課後等デイサービス等の障がい児通所支援、就労希望者への職種や勤務時間の希望を確認したうえでの提案を行う。オンデマンド交通はふくつミニバスと同様に幹線軸・準幹線軸を支える支線軸としての位置づけを考えており、令和7年10月から始まる地域公共交通計画で令和8年度から令和12年度の間に条件が整い次第導入するが、任期内での導入を目標とする。インフラは地域要望や点検・パトロールによる情報を集約して日常の適正管理に努めながら、舗装・道路橋・下水道施設の各個別施設計画に基づき長寿命化を図る。災害対策は自助・共助の必要性を強く感じており、備蓄品や非常用持ち出し袋の普及啓発、自主防災組織や消防団等との連携による訓練や防災学習に加え、各地区で避難経路など防災活動に関する計画の作成を進める。

市民のチャレンジを応援について

①市民税の減税について今考えている全体像、②減税に関する庁内プロジェクトチームの詳細と調査研究結果が出る時期、またその結果を受けた実施判断の段取り、③稼げるまちづくりに向けた環境を整えるとあるが具体的にどのような施策を打つのか、④スポーツや文化・芸術に触れる機会の提供の方法を問う。

市長 福井 崇郎

減税の全体像は、個人市民税および法人市民税について一律5%を減税するというもので、物価高の影響を受けている市民の生活を少しでも支える有効な手段の一つという思いがある。一方で国の動向や将来的な行政サービスの維持、各種施策への影響まで考慮した慎重な判断が求められる。庁内プロジェクトチームは経営企画部が中心となり、財政への影響や制度的な課題、他自治体の取り組み事例を幅広く調査し、税を主管する市民生活部とも連携して段階的に検討を進める。年度末を目標に取りまとめ、結果がまとまり次第報告する予定で、その後の実施判断については現時点で申し上げる段階ではない。稼げるまちづくりに向けた環境整備は、市民が安定した生活を送りつつ自らの意思で新たなチャレンジに踏み出せる土台をつくることを目的とし、特に物価高騰から市民の暮らしを守る対策を講じる。スポーツは市スポーツ協会と連携した各種大会、文化は市文化協会と連携した市民文化祭や機関誌「文化ふくつ」の発刊、中央公民館での文化サークルへの支援などを行っており、今後は中学校の部活動改革・地域展開も図りながら、生徒のスポーツ・文化芸術活動の機会を絶やさない環境づくりに取り組む。

活力ある市役所の実現について

①時間短縮と経費節減により時間や財源を生み出し新たなサービス実施の活力とするとあるが、その関連性の詳細、②ふるさと納税額が増加していく好環境を生み出すとあるが福津産品の充実と発信について新たな取り組みを考えているか、③関係団体の下へ出向き意見交換する具体的な手法、④市職員との対話を具体的にどのような場面で進めていくのかを問う。

市長 福井 崇郎

令和6年3月に策定した福津市デジタル化推進方針に基づきデジタルトランスフォーメーションを推進し、庁内の業務改善のみならず市民サービスの向上に資する取り組みを段階的に進めている。デジタル化の推進によって業務の効率化による時間の短縮と経費の削減が可能となり、創出された時間や財源をより市民ニーズに即した新たなサービスの充実に活用できると考えている。ふるさと納税は毎年度制度の見直しが行われ対応に追われている状態だが、福津の産品の魅力の充実と発信を第一に考える。これまで返礼品出品事業者の開拓、返礼品の発掘とブラッシュアップ、寄附受付サイトの拡充、ワンストップ特例申請のオンライン化を行ってきた。寄附額が大きく伸びることは考えにくく、寄附額に固執しすぎず、短期的には減少に歯止めをかけ前年度を上回ることを考えている。対話については、市長就任以来、多様な関係団体と直接的なコミュニケーションの場を設けており、今後はまず各郷づくり協議会の役員とテーマを決めて意見交換の機会をつくる。職員とは庁議のほか、各施策や事業ごとの検討・立案・実施の各段階で関係部署の職員と対話を行っている。

「おわりに」について

①基金の管理運用に関する課題について、どこが課題と考えているのか、また課題解決に向けて今後どのような対策を考えているのか、②数ある行政需要に対し緊急性・重要性等の視点から優先順位をつけるとあるが、それを判断するにあたって何が最も重要と考えているのかを問う。

市長 福井 崇郎

基金の管理運用に関する課題とは、将来に控える行政需要に対し現金を確保しておく必要があるという点において、今後懸念が生じる可能性があるという意味で課題があると捉えている。解決策としては歳入の確保に加え、限りある財源の中で数ある行政需要に優先順位をつけて実施していくことだと考えている。またこのような事態を招いたことに対し、現在、基金運用に関する事務処理について改善の方策を講じている段階である。優先順位の判断については、行政需要は教育や福祉、防災など様々な分野にわたることから何が最も重要かをここで全て説明することはできかねるが、その中でも教育環境の整備は喫緊の課題であると考えている。

要約はAIを活用して作成し、公式会議録と照合しています。正確な内容は必ず原文または公式会議録をご確認ください。