令和7年 12月定例会の一般質問

議員が問い、市が答えた。あなたの暮らしに関わる取り組みをテーマ別にまとめました。

子育て・教育

本市のいじめ対応について

いじめ認知件数(小・中合計)は令和4年687件、令和5年570件、令和6年660件で近年増加傾向。態様は冷やかしやからかい、SNSでの誹謗中傷が多い。重大事態は令和元年・4年・5年・6年に各1件(暴力行為、SNSでのいじめ、金銭の授受)。課題としてはSNSによる問題が発見しにくくなっていることを挙げ、アンケートや教育相談の充実、情報モラル教育の継続実施が必要としている。

山本 祐平議員の質問より

質疑の詳細

子どもの声を受け止める相談体制の整備について

いじめ相談件数は令和6年度小学校546件・中学校152件。不登校児童・生徒数は令和6年度小学校229名(うち兆候92名)・中学校248名(うち兆候75名)。児童虐待は令和5年度相談760件・通告359件・虐待件数353件、令和6年度は相談745件・通告401件・虐待件数384件で、相談受付から支援方針決定、進行管理までの流れで対応している。相談員は教育支援センターひだまり職員3名、指導主事5名、スクールソーシャルワーカー3名、スクールカウンセラー5名(市追加配置2名を含む)、家庭児童相談員等6名弱を配置。こども家庭部と教育委員会は月1回のミーティングで連携している。子どもの権利救済機関については、こども条例の制定に向けた検討の中でどのようなものが求められるか議論していく考え。

石田 まなみ議員の質問より

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コミュニティ・スクールの現状と今後の展望について

2件

ハード面では特別教室の不足やトイレ改修について学校と協議しながら対応策を検討する。ソフト面では市費による学校事務員・少人数教育非常勤講師を福間小と同じ2名体制とするなど過大規模校に配慮した人的配置を行っている。今後の取り組みは市内小・中学校全体の中で優先度を整理し、財政負担や実施時期を考慮しながら計画的に進める必要があるとしている。

中村 恵輔議員の質問より

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学びの機会を全ての子どもに保障するために

特別支援学級担任と支援員の専門性を高め、通常学級と特別支援学級・通級指導教室の連携を強化している。就学奨励費は令和7年度から校外活動費のみを対象とし、就学援助制度の利用を案内している。特別支援学級・通級指導教室在籍者は令和7年度小学校415名・中学校134名。支援員は59名を配置し、児童・生徒9.3名につき1名の配置となっている。

豆田 優子議員の質問より

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不登校について

不登校は心理的・社会的要因等により年間30日以上欠席している状態と捉え、登校という結果のみを目標とせず社会的自立を目指す支援を行う。学校教育課や教育支援センターひだまりが相談窓口となり、スクールソーシャルワーカーがアウトリーチ的に保護者支援を行う。居場所として校内支援教育センター利用43名、保健室登校22名、民間フリースクール9名、ひだまり27名が利用している。教職員の多忙化緩和にはICT活用や留守番電話導入、定時退校日の設定などで業務改善を進めている。

戸田 進一議員の質問より

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新設小学校建設事業と福津市開発事業指導要綱について

福岡県の許可が必要な事業であり、事業主は福津市長、指導・許可を行うのは福岡県知事となる。新設小学校の建設は市の開発事業指導要綱よりも厳格な福岡県の開発行為等の審査基準に基づいており、市の要綱で求める基準は全て満たしていると判断している。近隣住民等への説明等、県の審査基準にない事項は市の要綱に準じた運用を行っている。

岩下 豊議員の質問より

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安心して子育てできる支援体制確保に向けた産婦健診の取り組みについて

2件

令和6年度の不登校者数は小・中合わせて310人、兆候者数167人。スクールカウンセラーは拠点型2名・巡回型1名、スクールソーシャルワーカーは各中学校区に1名(うち福間中ブロックはスーパーバイザー)を配置している。増員・常勤化の必要性は感じており段階的に取り組む課題としている。フクスタは本年度からスクールソーシャルワーカー同伴による利用許可後、児童・生徒と保護者のみでの利用も可能とした。

佐伯 美保議員の質問より

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健康・医療

福津市国民健康保険第3期保健事業実施計画・第4期特定健康診査等実施計画について

2件

市内保育施設に通園している児童は園での健康診査で行う「園医方式」、市外通園・未就園児は「ふくとぴあ」での「集団健診方式」を想定し経費を算出しているが、人員体制等の課題があり実施には至っていない。令和7年度からは代替策として年中児の保護者向けアンケートを実施し、18園566人に配布・543人(回収率95.9%)から回収した。

井手口 忠信議員の質問より

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防災・安全

消防団の活動について

団員数確保のため防火啓発パレードや夜警訓練での募集チラシ配布、転入者向け資料への封入、SNSでの勧誘動画発信を行い、今年度末には加入促進イベントも企画している。火災発生時は防災行政無線のサイレンと団員へのメール配信で招集・出動を伝達し、消火栓770か所・防火水槽276か所を市内に設置している。資機材は今年度3.5t未満の消防車両を1台購入し、各分団にホースを2本ずつ配布した。消防本部とは機関員訓練や夜間訓練を実施し、堆積物火災については消防戦術の計画を策定している。

秦 浩議員の質問より

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災害対策について

人的被害は2名。住家被害は全壊2件・半壊76件・床上浸水6件・床下浸水54件(11月18日現在)。道路・河川の被害報告244件のうち183件が対応済み。本木・古賀市線など4路線、在自川など4河川は国庫負担申請中。市内全域の道路・河川の復旧完了は令和9年度末を目指す。復旧にあたっては現在の基準で構造物を新設・再構築し、住家被害には災害救助法等に基づき被災者に寄り添った支援を継続する。

大山 隆之議員の質問より

質疑の詳細

豪雨災害の復旧について

道路・河川の復旧進捗率は75%(244か所中183か所対応済み)。農業用施設は約59%、林道は約74%。本木・古賀市線はガス管埋設等のため本復旧まで期間を要し、令和9年度末までの復旧完了を目指す。JR軌道敷地に隣接するのり面はJRと協定を締結して調査・復旧設計を行っており、予算可決後、令和8年度に着手し年度内完了を目指す。

中村 清隆議員の質問より

質疑の詳細

豪雨災害の再発防止のための河川等の改修計画について

被災者支援は市・県の見舞金支給や住宅の応急修理(対象最大84件、申請19件)等を実施。苅目川は過去に排水池・ポンプ整備や分水協議を行った経緯があり、9月25日に地元説明会を実施した。井尻川は平成31年度にバイパスカット管を埋設済み。県営河川(本木川等)は国庫負担による災害復旧事業申請の準備を進め、11月14日に地域住民への意見聴取会を開催した。三築区池は用水を利用しなくても営農できることを確認し、ため池を廃止する方向で計画している。

戸田 進一議員の質問より

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8月の大雨による被害等及び新設校周辺地域を含む今後の防災対策等について

市内の県営・市営河川16河川の溢水・越水を把握し、ため池は4か所被災(堤体損傷3・決壊1)。線状降水帯による短時間集中豪雨と施設の老朽化が被害拡大の要因と考えている。浸水想定区域や土砂災害警戒区域及びその周辺で水害が発生する可能性が高いことを改めて認識し、早めの避難など自助・共助の重要性を市民に周知していく。

佐伯 美保議員の質問より

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高齢者・福祉

ひきこもり支援について

アンケート結果に基づく推計でひきこもり割合は1.9%(15〜64歳人口換算で741人)。相談件数は令和6年度延べ40件、令和7年度は4〜10月で延べ67件。福祉課生活相談係が窓口・電話・訪問等で相談対応し、県ひきこもり支援センターや市基幹相談支援センターと連携している。課題は対象者の把握の難しさと、家族の相談から本人へのアプローチまでに時間を要することとしている。

大山 隆之議員の質問より

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高齢者サービスについて

令和7年8月末現在、要支援538人・要介護2,138人の計2,676人、認定率14.13%。認定調査・主治医意見書を経て原則申請から30日以内に通知するが、書類がそろわない等の理由で遅れることがある。令和5年度の福津市の審査期間は34.8日(古賀市31.5日、行橋市33.7日、全国平均40.8日)。今後は主治医意見書の電子的受領など国の介護情報基盤の活用による事務効率化が必要としている。

中村 清隆議員の質問より

質疑の詳細

オストメイトへの対応について

福津市障がい者等日常生活用具等給付事業実施要綱に基づき蓄便袋(月額8,858円)・蓄尿袋(月額11,639円)を助成し、本人負担は1割(非課税世帯は減免)。不特定多数が利用する46施設中7施設にオストメイト対応トイレを設置。指定福祉避難所(ふくとぴあ・中央公民館・複合文化センター)の多目的トイレ内にオストメイトトイレを設置している。

中村 晶代議員の質問より

質疑の詳細

介護業務と地域包括支援センターの課題と今後の展望について

地域包括支援センターは保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員等がチームを組み、高齢者の総合相談や介護予防ケアマネジメント等を担う。地域全体を一つのセンターでカバーする体制のメリットがある一方、担当範囲の広さによる職員負担の大きさや、住民にとって窓口が遠く感じられる課題も認識しており、体制強化と地域ケア会議・見守りネットワークの充実を図る。

中村 晶代議員の質問より

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交通・まちづくり

ふくつミニバスについて

高齢化への対応や交通サービスの地域間格差、10月の路線バス一部廃止など公共交通の維持が厳しい状況にある。8月20日〜9月1日に9会場で説明会を開催し参加者は延べ45名。意見交換では日曜・祝日運行、無料乗車デー、乗り合いタクシーの定員に関する意見が出た。宗像市・古賀市との広域連携は路線ニーズを想定しているが具体的検討には至っていない。勝浦地域等の利便性改善に向けミニバスの路線変更やオンデマンド交通など財政面を考慮しながら検討を進める。

中村 清隆議員の質問より

質疑の詳細

指定管理者制度の運用状況について

指定管理者はモニタリングマニュアルに基づき定期的にアンケート調査等を実施し、令和6年度はいずれの施設も実施を確認している。指定管理者モニタリング評価結果報告書でサービス向上への取り組みを評価し、公表している。公共施設使用料の見直しは令和9年4月からの改定を目指しており、条例案が可決されれば令和8年度中に指定管理者と各施設所管部署との間で協議を進める。

豆田 優子議員の質問より

質疑の詳細

ふくつ乗合タクシーと勝浦地区の公共交通について

10月の乗合タクシー利用は延べ324人で、利用の多い便でも平均3人程度と利用者が少なく、利用者数の増加が課題。ホームページやSNSを通じて利用促進を図る。勝浦地区は利便性の改善を図るべき地区と認識しており、ミニバスの路線変更やオンデマンド交通への置き換え、空白地タクシー制度の拡充などを財政面を考慮しながら検討を進める。

岩下 豊議員の質問より

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公共施設の男性トイレへのサニタリーボックス設置について

男女共用として設置している施設以外では、公共施設の男性トイレへのサニタリーボックス設置は現在行っていない。

中村 晶代議員の質問より

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環境・脱炭素

産廃処理場の様々な課題に対する対応について

年に一度、市・県・県警察・宗像地区消防本部で雑品スクラップ事業者への現地確認を行い、火災予防の啓発や聞き取り調査・指導を行っている。産業廃棄物処理業者の新規設置時は福岡県産業廃棄物処理施設の設置に係る紛争の予防及び調整に関する条例に基づき、市も県に協力して紛争予防・調整に努めている。施設設置者は事前に地域説明会を開催し地域住民と協定を締結しており、その際市も同席している。

倉元 敏徳議員の質問より

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地域・国際交流

郷づくりの推進に関する取り組みについて

2件

東福間駅周辺地区は今年度、東福間第1公園と若木台口駅前広場の設計、東福間口駅前広場の工事着手を計画しており、都市再生整備計画事業の計画期間を令和9年度まで延長すべく協議を開始した。駅舎天井部分の補修は年内完了予定。夕陽館は月1回程度の会議で進捗確認を行い事業者が運営開始に向け準備中。大峰山キャンプ場は令和7年9月13日に営業を開始し、テントサイト整備やキャンプ用品のレンタル等に取り組んでいる。

榎本 博議員の質問より

質疑の詳細

農業従事者の減少と耕作放棄地の増加に対する対応について

新規就農者育成総合対策事業の経営開始資金対象は令和6年度3件、令和7年度は継続2件・新規2件。高収益作物導入支援事業では令和6年度からブドウ5名・イチジク2名に苗木等の購入補助を行い、将来はふるさと納税返礼品としての活用を検討している。高性能農業機械の補助は複数の国庫補助メニューがあり、農業者の意向を踏まえ県農林事務所等と協議し進めている。新基本計画実装・農業構造転換支援事業でJAむなかたキャベツ部会のキャベツ予冷庫整備を行っている。

倉元 敏徳議員の質問より

質疑の詳細

鳥獣被害について

2件

農業用施設災害として確認している箇所は309か所、農地災害の申請は35件・52工区、農業機械・施設災害の申請は29名・49件。農業用施設災害309か所のうち181件が復旧終了。国庫補助の採択基準を満たすもの(ため池3・水路3・農道2の計8か所)は国の災害査定を受けており、決定後に実施設計・工事に着手する。それ以外の小規模な被災箇所は営農への影響を考慮し順次対応しているが対応が追いついていない状況であり、スピード感を持って進めるとしている。

尾島 武弘議員の質問より

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行政・財政

情報公開及び議事録について

情報公開請求件数は令和5年度63件、令和6年度142件、令和7年度は11月19日現在38件。市公式LINE・フェイスブックでのパブリックコメント周知や動画による市政プロモーション、電子決裁処理手順書の作成などに取り組んでいる。福津市会議録作成要綱に基づき会議録の作成を義務づけており、会議の公開・非公開と議事録の公開・非公開は別の問題であり、会議を非公開としたものでも議事録は公開になるケースがあると考えている。

山本 祐平議員の質問より

質疑の詳細

第3次福津市行財政改革大綱の成果について

大和保育所は機能検討委員会の答申を受け基幹保育所として存続する一方、公立認定こども園化について検討委員会で議論中。使用料改定は物価高騰等に伴う維持管理費の一部に充当し将来の行政需要への活用を通じて住民福祉の向上につなげる考え。包括管理業務は令和6年4月から123施設を対象に開始し、修繕対応件数が導入前410件から749件(約1.8倍)に増加した。

岩下 豊議員の質問より

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産業・経済

市が補助金を支出している商工会の事業の現状や支援策について

商工会は福津市中小企業振興基本計画に基づき各種事業計画の策定支援に力を入れており、昨年度の経営革新計画申請数は政令市を除き県内2番目。「ふくつペイ」は本年度も実施中。近隣の古賀市・宗像市とは補助制度の情報交換を密に行っている。補助金は福津市商工・観光業事業補助金交付要綱に基づき、商工会の組織機能・情報化・総合振興対策等の推進に要する経費を対象に、市と商工会が毎年度協議して補助内容を決定している。福津市中小企業振興審議会は学識経験者・中小企業関係者・商工会・県支援機構・金融機関・公募委員で構成し、基本計画の推進・進捗管理のため審議を行い、本年度は3回開催予定。

秦 浩議員の質問より

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